※ ご予約商品です。ご予約開始は7/8(土)18:00です。ご予約締め切りは7/13(木)、7/15より随時出荷です。
※ 予定数量を上回りますと締め切り前にご予約が終了することがあります。ご了承下さい。
※ レリック(エイジング)の具合および仕上がりは個体によって異なります。
※ ご覧いただく環境により実際の商品と色味が異なって見える場合がございます。
※ レギュラーカラーがウレタンコーティングであるのに対し、セルロースラッカーをコーティングに用いております。ご了承下さい。
Sweepy JG [Online Store Limited]
Relic Tobacco Sunburst - Lacquer Finish
レリック・タバコサンバースト - ラッカー仕上げ
Sweepy JG のオンラインストアリミテッドは好評の元木自身が手がけるRelic TSBです。元木自身が塗り、コーティングおよびエイジングを施してあります。
画像を見ていただくとただのTSBではないことは一目瞭然。セルロースラッカー仕上げに飽き足らず、どうせならヴィンテージギターみたいにエイジングしてみようという思いつきを形にしてみました。
エイジング加工はご存知のようにギターにもあって、それを最近はRelic(レリック)加工と言ったりもするのだそう。そのやれ具合を忠実に再現するアーティストモデルなんかもあります。ヴィンテージの風合いを人工的に表現するという、考えてみればなんだか不思議な世界ではありますね。
これには賛否両論はあるかと思うのだけれどこの際プラグでやってしまいます。使うべく作られたルアーはやがてほっておいてもエイジングされるのに、あらかじめエイジングするなんてナンセンスも甚だしいとは思います。新品の状態で塗装が剥がれていたり、クラックが入っていたり、ひどいのは窪んでもいたり・・・。
しかしそれも見てくれにこだわるという観点からすれば理解も出来るというもの。例えば塗装のクラックを見て「かっこいい」と思うその気持ちは、もちろん元木にもわからないではありません。他に類を見ない試みとしても実にTsunami Luresらしい。
それにしてもサンディングして擦れや傷を演出するのはもちろん、クラックって気温や湿度、それに乾燥時間なんかにも影響されるので、これが一筋縄にはいきません。愚にもつかないアイデアを形にするのも案外大変です。
ギターにおいてヴィンテージの味わいでもあり特徴でもあるそのクラック、これって実はウレタンでは起こらず、セルロースラッカー独特の現象です。厳密にはクラックと分けて考える記述もあるのだけれど、これをウェザーチェックと言ったりもする。つまりは気温や湿度等の変化によって木材と塗装面の伸縮率の違いにより起こるのがこのクラック(=ウェザーチェック)なのです。
ルアーの場合も同じで、ウェザーチェックが入るのはラッカーでフィニッシュされたオールドのみ。Relic TSBはこれを再現してみました。とは言え、実際には木肌が露出している部分はありません。そうは見える部分も実は下地は施されています。
ただし、今回のSweepy JGはブランクの素材がバスウッドであり、木自体が水を含むとアユースなんかよりは格段に割れやすいという特性があります。その際は陰干しした上で、リグやパーツを全て外し、割れ目と全てのビス穴に低粘度の瞬間接着剤を染み込ませて下さい。瞬間接着剤が乾いたら、スーパーX等のシリコン系接着剤を可動部(ジョイント部のヒートンを留めるリアボディ下部から入れるビスおよびピックフィンを留めるビス)以外のビスに少量付けて再度組み上げて下さい。そうすることで長くお使いいただけます。また補修の詳細はYouTubeにもUP予定です。
プラグには元木が塗った証のMMとシリアルナンバー入り。
プラグについての詳しい解説は
レギュラーカラーのページをご覧下さい。
ラッカーフィニッシュについて:
ご存知の方はご存知のように、Tsunami Luresはかつてプラグのコーティングをラッカーで仕上げていました。不具合や作業性の悪さもあったのだけれど、個人的には扱いやすくもあったし、ギターのコーティングもその昔はそれが主流だったということもあって、ギター好きの元木はその雰囲気や質感を気に入っていたからでした。やれてくると、クラックが入ったり、剥がれたりして、さらに雰囲気は増します。
ただ、ウレタンよりもコーティングの厚みが乗りにくく、コーティング回数を重ねなければならないと言う点で作業性に劣ります。また、硬度は高くとも柔軟性に欠けるので、その点で強度もウレタンには劣る場合があります。
どちらが良いと言うわけではなくて、ウレタンコーティングも厚みが乗る分、丈夫で美しくもあるし、一方ラッカーはラッカーでご覧のように一種独特の雰囲気を持っているのです。
現状は、作業性を含め総合的に考えると、ウレタンをチョイスする人の方が主流で、Tsunami Luresも例外ではありませんが、ラッカーが最もよく似合うと思われるTSBで限定的に復活です。
CAUTION :
このルアーは元木自身がペイントし、セルロースラッカーでフィニッシュしています。また、コーティングにはクラック加工を施してあります。コーティングが欠けている部分もあり、剥がれる場合があります。コーティングが欠けた部分には、浸水を防ぐためのタッチアップを施しております。あまり酷いことにはならないとは考えていますが、過去にあまり例を見ない加工ですので予測不能の事態も考えられ、そもそもコーティングの耐久性には重きを置いていないため、セルフメンテナンスは必須かと思います。
その上で製品にご不満がある場合は、返金交換可能ですので遠慮なくお申し付け下さい。
その他、下記のことにご留意の上、ご使用下さい。
※夏季の車中などの高温時、熱により塗膜が溶ける場合があります。
※プラスチック容器に入れて保管する場合、容器の材質によっては塗料の含有成分が容器を溶かす場合があります。
※シリコン素材の中空フロッグ(Vickitanシリーズ等)と接する状態で保管すると、塗膜が溶ける場合があります。
※急激な温度変化にさらされると塗膜にクラックが発生する場合があります。
Body Length : approx. 133 mm
Weight : 2 oz class
Material : Bass Wood
Lacquer Finish
with Pick Flap and Pick Fin
Original Surface Rig
Hook : Dos Cactus #2/0
¥14,000 (¥15,400 with Tax)
Delivery 2023.07
レギュラーカラーは
こちら。
オプションにフェザーフックはいかがでしょう。フェザーフックのページは
こちら。